京都国立近代美術館

黒田辰秋 くろだたつあき 木漆工芸家
むちゃかっこいい!図案、素地作りから飾りまで一貫して自分で制作
最近は、こんなに重厚なかっこいい家具を見ることは、ほとんどない。
いまどきのモノと、本物の違いが、まざまざとわかる。
鍵善の器、そうそうこんな感じだった。今も同じようなものを使っているのかな?
それぞれの所有者を読む
河井寛次郎、豊田市美術館 など著名な関連者や、美術館はともかく
個人蔵 個人蔵 個人蔵 多々 これらを自分で持つ人たちは、どんな人なんだろうか。
チラシもマットで、しっとり。 赤色の選び方もさすがの文字。
「自分の作品は地球と代えられる価値を持っているか」ん~~~
NHK 日曜美術館で やってたんだ。見逃し配信視聴
拭漆 ふきうるし
ケヤキの上に、木地の上に塗っては乾かし、塗っては乾かし 丈夫にする効果あり。
水研ぎ 耐水研磨紙を水に濡らして研ぐ
といでは塗りといでは塗り 何十回と繰り返し木目の美しさ
木目の美しさを際立たせる技として独自に確立。
木で何を語るか。
拭き漆楢の椅子セット 大きな家紋つきの椅子。
楢はそったり割れたりするので使いにくい素材
割れても修復しながらつくっていく。
作品に威圧感があると使いにくい
使えるものを作る。
技術だけでつくると堅いものになる
思いを入れるという間隔が 黒田辰秋にはある。
面、線 すぐに理解できるものではない。
新しいものはない。どれも元にあるものがある。
ちょうかもん 彫花紋
本 das mobel werk 世界の家具 模様
イギリスの本の中に 見本にした模様があった
民芸運動創始者たち交流 運鈍根 辰秋 書 「運はどうしようもない 根こつこつ仕事すること 鈍でもいい」
一生つきあうものに出会ったんだ。あきらめるな 染織家 人間国宝 志村ふくみさんが織り上げた帯で入選
いいものを見つけたら南海も通わなければならない 深く広く 現在美術評論家 青木さんバイトしていた 螺鈿の仕事の頃
メキシコあわび 黒田13歳のときにみつけ 心を奪われた
象眼ではなく、メキシコあわびを全面にはりつける
ようがい と 棟方志功が名付けた
耀貝
貝は、声明をもっているあたたかさがある
人への働きかけ方が宝石と違う
黒田辰秋「自分の作品は地球と代えられる価値をもっているか」
自分のエゴよりも
自然の美を出す。
芸術家は人類を導き、人類の末までも心配する・・それを痛感せねば芸術家にはなれない。
黒田の拭き漆の机がある 200年はもつからと 京大近くの喫茶店