生誕120年 人間国宝 黒田辰秋―木と漆と螺鈿の旅―

京都国立近代美術館

黒田辰秋 くろだたつあき 木漆工芸家

むちゃかっこいい!図案、素地作りから飾りまで一貫して自分で制作

最近は、こんなに重厚なかっこいい家具を見ることは、ほとんどない。

いまどきのモノと、本物の違いが、まざまざとわかる。

鍵善の器、そうそうこんな感じだった。今も同じようなものを使っているのかな?

それぞれの所有者を読む

河井寛次郎、豊田市美術館 など著名な関連者や、美術館はともかく

個人蔵 個人蔵 個人蔵 多々  これらを自分で持つ人たちは、どんな人なんだろうか。

チラシもマットで、しっとり。 赤色の選び方もさすがの文字。

「自分の作品は地球と代えられる価値を持っているか」ん~~~

NHK 日曜美術館で やってたんだ。見逃し配信視聴

拭漆 ふきうるし

ケヤキの上に、木地の上に塗っては乾かし、塗っては乾かし 丈夫にする効果あり。

水研ぎ 耐水研磨紙を水に濡らして研ぐ

といでは塗りといでは塗り 何十回と繰り返し木目の美しさ

木目の美しさを際立たせる技として独自に確立。

木で何を語るか。

拭き漆楢の椅子セット 大きな家紋つきの椅子。

楢はそったり割れたりするので使いにくい素材

割れても修復しながらつくっていく。

作品に威圧感があると使いにくい

使えるものを作る。

技術だけでつくると堅いものになる

思いを入れるという間隔が 黒田辰秋にはある。

面、線 すぐに理解できるものではない。

新しいものはない。どれも元にあるものがある。

ちょうかもん 彫花紋

本 das mobel werk 世界の家具 模様

イギリスの本の中に 見本にした模様があった

民芸運動創始者たち交流 運鈍根 辰秋  書 「運はどうしようもない 根こつこつ仕事すること 鈍でもいい」 

一生つきあうものに出会ったんだ。あきらめるな 染織家 人間国宝 志村ふくみさんが織り上げた帯で入選

いいものを見つけたら南海も通わなければならない 深く広く 現在美術評論家 青木さんバイトしていた 螺鈿の仕事の頃

メキシコあわび 黒田13歳のときにみつけ 心を奪われた

象眼ではなく、メキシコあわびを全面にはりつける

ようがい と 棟方志功が名付けた

耀貝

貝は、声明をもっているあたたかさがある

人への働きかけ方が宝石と違う

黒田辰秋「自分の作品は地球と代えられる価値をもっているか」

自分のエゴよりも

自然の美を出す。

芸術家は人類を導き、人類の末までも心配する・・それを痛感せねば芸術家にはなれない。

黒田の拭き漆の机がある 200年はもつからと 京大近くの喫茶店

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