今年のKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2024
どう回るか悩んでいたところ、的確なアドバイスをもらい、以下の5カ所を回った。
Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン
PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023
オランダ出身のアーティスト ヴィヴィアン・サッセン 写真、コラージュ、映像などなど
アフリカ ケニアで過ごした要素、ファッションフォトの要素、強い色がおりなすイメージ満載の展示。
そして、なんといっても一番気に入ったのは、京都新聞ビルの地下工場跡だということ。
なんてぴったりなんだろう。ワクワクしました。
新聞社のビルの地下工場に入れるのが嬉しかった。
ふと、神戸新聞工場見学 で検索してみると、工場見学があった。神戸新聞総合印刷
毎日新聞、朝日新聞、読売新聞…
どこも近代的。そりゃそうか、辞典の編集部にいたのは20代 デジタルデータなんて考えもしなかったし、調べ物は図書館が執筆者などに直接質問、写真はフィルムで全てポジ、カードで並べ替え。
思えば遠くにきたものよ。
Kikuji Kawada 川田喜久治
見えない地図
京都市京セラ美術館 本館 南回廊 2階
インスタグラムで拝見できるので、なんか身近な人という勘違いがある。
Rinko Kawauchi 川内倫子
Cui Cui + as it is
滋賀県立美術館個展 2023年に行って以来 2回目の実物展示鑑賞
Tokuko Ushioda 潮田登久子
冷蔵庫+マイハズバンド
あれだけ冷蔵庫を並べて見比べることなど出来ないので、なにげに楽しい。そして興味深い。生活感が出る箱は、これ以上のものはない。
マイハズバンド なんだか いいな~ この家族 と 思わせる写真
とらえ方が落ち着いているのが好み
James Mollison ジェームス・モリソン
子どもたちの眠る場所
“Where Children Sleep”
☆☆☆☆☆これは見るべきものです。世界各地の子どもたちの眠る場所を、一枚の写真と文章で記録されています。全て見て全て読み、気になる写真は再度見にもどりました。記録である写真が、人に衝撃と感動を与える実例であると思います。
特段、写真の撮影技術に頼るとかではなく、淡々と撮っています。
特別にひどい環境にある子どもたちの眠る場所を、ひどさをアピールするでなく、子どもがうらやむような環境の写真を、ぴかぴかに明るく撮るでなく、冷静に撮っています。
別に特別訴えてるのではなく、見て考えてくれっていう感じでしょうか。
こういうのが、刺さります。