画家のピエール・スーラージュ(1919-2022/アヴェロン県出身)と書家の森田子龍(1912-1998/兵庫県出身)の展覧会 兵庫県立美術館
森田子龍 文字の勢いと色が美しく印象的。漆と顔料を合わせるとこんな色になるのか。どの作品も文字としては私には読めなかったが、かっこいいなぁ。
大きな筆で無心に楽しんでいた小学校の書道の授業を思い出した。中学校以降きちんと整った綺麗なものでないと認められなくなったので大嫌いになってしまい、悪筆のまま。
スーラージュ 黒の力強さはが好み。とっても魅力的。徹底的に黒にこだわったフランス現代画家の巨匠。大胆さがかっこいい。クルミの果皮で出す褐色もいいな。大きく青く塗られた刷毛は、いったいどんなものだったんだろう。アトリエが気になって検索してみた。スーラージュのアトリエについてのブログを発見。
検索しだすと、いつもどおり、どんどん奥深く幅広く知りたくなるが、まずは、仕事に戻るとする。
ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages)1919-2022
フランス南西部アヴェロン県ロデーズ出身。一貫して抽象を追究。故郷ロデーズに、スーラージュ美術館がある。100歳の時にルーヴル美術館で回顧展が開かれた
森田子龍(もりた・しりゅう)1912-1998
兵庫県豊岡市出身。世界的に知られる前衛書家。
雑誌編集者として『書の美』の編集に携わる。1951年『墨美』を創刊。