OHAKO2025 10月24日~29日

能楽堂 鏡板を再現したかった

できるなら 神戸の震災で全壊した舞台の松にしたかったが

全体が写った写真も残っておらず

ならばと、AIを借りて 試行錯誤の上、自分なりの鏡板データを作った。

現物の大きさは無理でも、発表できる面積を最大限に使いたいと考え

鏡板の松の絵は、ターポリンで作成することにした。

稽古場の壁面に貼れるサイズにして、展覧会後も 使えるようにした。

能楽師の家の者としての経験は、せいぜい40年ほどしかないが

失敗を重ねながら今までやってきた。

裏方です。今も。

いろんな思い入れのある舞台も多いが、自分ちの舞台は全壊。大阪能楽会館は、ずいぶんお世話になったが閉館された。鏡板は必ず違う。それを見ると、どこの舞台かが知れる。

その舞台の松の上に、思い出の写真を散らした。

デジタル以前のことなので、写真やビデオからデータを作った。

もっともっとあるはずだが、紙焼きの写真の山から、探すのは、思いの外大変だ。

舞台写真はきちんとしたものが残っていても、私が出したいのは、能楽師の家の者の、裏方から見たものであり、

きちんと撮影したものではない。

期限ぎりぎりまで探して、抽出してパネルにした。

選んだものを全部貼ると、背景にした松が全部隠れてしまう。

さらにもう一段階抽出を進めた。

展示中 さすが京都という 土地柄か

謡い等を習っている人、能楽を見たことがある人、がおられ、古い出演者の名前も知っておられたりして、さすが

結構いいものなんだけど。面白さ、楽しさ、興味深いことなどを 伝えるには口べたで

自分の非力が残念。

とりあえず一度はしてみたかった展示である。

(この展示の直前に、背骨骨折(-.-; ギブス状態で、皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。)

関連記事

PAGE TOP