展覧会 卒制の作品について 2024.04.06 「僕はここにいる」 私の孫は5歳、生まれながらに染色体異常という問題を持っている DNAのほんのわずかな差がひきおこす現実 同じ時間、同じ場所で過ごしながら、彼は別の時空でまったく問題なく過ごしている 僕の世界だ 握りやすかっただけ かやのそとは気にならない 最後の退院であってほしい 逆V字シリーズ 視線 これに出会うまで、おもちゃには一切興味がなかった 欲しいものをくれる人に手を出せるようになった 解放 あらゆる映るものが入り口 視ているのはスピード 僕の意志 光の中を見る 行きたいところへ 意に介せず これなら一人で飲める 喜び (初めてティッシュを自分で出して遊んだ日、つかまり立ちが出来て網戸がやぶれた。ベビーシートは小さくてもう座れない。 僕の時間 だるい まず2時間は交信 ついてくるなよ 風を見る 背ばいでやってくる 食べるより 歩けるようになったらどこに行く? こっそり相談してる たまり続ける 弟たちとは違う僕の世界 急がない この先が僕の未来 Post Share 遊美塾関西写真展に初めて出展した写真について 前の記事 室津 賀茂神社 棹の歌 次の記事